大会企画
特別講演
日時:8月25日(土)13:20~
場所:大阪大学人間科学部 本館51講義室(キャノピーホール)
企画:日本応用心理学会第85回大会委員会
司会:臼井 伸之介(大会委員長)
講師:大竹 文雄(大阪大学大学院経済学研究科 教授)
題目:行動経済学とナッジ
概要:本講演では,損失回避,現在バイアス,社会的選好,限定合理性などの行動経済学の主な概念を解説した上で,それを公共政策に応用するナッジについて紹介する。「ナッジ」は選択を禁じることも,経済的なインセンティブを大きく変えることもなく,人々の行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素を意味する。特に,労働,医療,財政など様々な分野におけるナッジの例とナッジの設計方法について説明する。
シンポジウム
日時:8月26日(日)13:00~
場所:大阪大学人間科学部 本館51講義室(キャノピーホール)
企画:日本応用心理学会第85回大会委員会
司会:中井 宏(大会事務局長)
題目:心理学諸領域から交通安全を斬る
話題提供:
大谷 亮(一般財団法人日本自動車研究所)
「子どもの交通事故低減に向けた安全対策 -心理学的観点からのアプローチ-」
小菅 英恵(公益財団法人交通事故総合分析センター/筑波大学大学院)
「発達障害児・者の交通事故リスク:ADHDの注意特性に関する基礎的研究を中心として」
島崎 敢(国立研究開発法人防災科学技術研究所)
「お得な防災行動と褒めて伸ばす安全運転 -安全な行動を誘発する心理学的アプローチ-」
指定討論:
志堂寺 和則(九州大学大学院システム情報科学研究院)