ご挨拶
日本応用心理学会第89回大会は,東京都武蔵野市の亜細亜大学にて開催させていただくことになりました。
全国から会員の皆様をはじめ,多くの方々をお迎えすべく,大会委員会では準備を進めておりますので,よろしくお願い申し上げます。
会期は,8月26日(土)・27日(日)を予定しています。依然,感染が懸念される状況ですが,今夏は全面対面による有益な研究と情報の交流を目指したく思います。「ポストコロナとデータ社会の応用心理学」を大会テーマに掲げ,シンポジウム,特別講演,ワークショップを計画中です。ポスター発表だけでなく口頭発表の場も予定しています。研修会や教育発表も実施いたします。院生会員・学生会員を対象とした若手研究者の発表費支援も行います。大会委員会では,亜細亜大学らしいイベントを考案中です。その一環として,今春,本学経営学部にはデータサイエンス学科が新設され,AI等の先生方が参画しますので,最先端の認知科学をテーマとした特別講演も予定しています。
前大会(第88回京都工芸繊維大学)は,京都の伝統を活かした素晴らしい内容でした。武蔵野の地には,これほどの特徴はありませんが,武蔵野市の地場産業はアニメであり,吉祥寺には沢山のアニメスタジオが集積し,三鷹市にはジブリ美術館(毎月10日から翌月入場分を予約発売します)などの人気スポットもございます。
亜細亜大学の最寄り駅であるJ R中央線武蔵境駅には,吉祥寺駅から8分,新宿駅から20分,東京駅からも32分で到着します。
長い歴史を誇る日本応用心理学会大会の亜細亜大学での開催は初めとなりますので,多くの皆様からの企画,ご発表により大会を盛り上げていただきたくお願い申し上げます。8月の暑い時期でありますが,会員諸先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。
なお,会期中は周辺地区で大きなイベントが開催され,宿泊施設の混雑が予想されます。ホテル等お早目のご手配をお勧めいたします。
委員長 髙石 光一