ワークショップ①
日時:8月27日(土) 15:10 ~ 16:30
場所:亜細亜大学 2号館 ◎◎◎室(未定)
企画:鹿内 菜穂 氏(亜細亜大学)
日本応用心理学会第89回大会委員会
司会:東浦 拓郎 氏 (亜細亜大学)
題目:ポストコロナにおける心身の健康づくり ― チェアヨガの実践 ―
趣旨:ヨガには,つなぐ,結ぶという意味がある。単にポーズをとることではなく,揺らいだり乱れたりする心身を見つめ,それを自身でコントロールしていこうとする中で,幸福を見出すことがヨガのねらいである。近年,ヨガを実施することで,身体機能の向上や関節症関連の痛みの緩和,不安や抑うつの減少など多くの効果が認められるようになってきた。さらに,ヨガにおける認知的負荷,認知機能の維持または改善についても盛んに議論されている。ヨガ人口は世界的に増加傾向にあり,さらに,コロナ禍を経験した結果,運動不足がもたらす影響や健康志向の高まりが注目されている。そこで,本ワークショップでは,ポストコロナで運動不足を感じている方や自宅でトレーニングを実践したい方,ヨガに関心はあるものの始めるきっかけがなかった方などを対象に,椅子を使ったヨガ「チェアヨガ」を紹介し,実践する。チェアヨガは椅子に座って行ったり,椅子を支えにして行ったりすることで,筋力に自信がない方や初心者でも安心して気軽に取り組むことができる。膝や腰に負担がかかりにくいこともメリットの一つである。ヨガマットや専門的な道具も不要であり,当日は動きやすい服装で参加可能である。チェアヨガを実践し,ポストコロナにおける健康づくりについてフロアと議論したい。
話題提供:
鹿内 菜穂 氏 (亜細亜大学)